新潟大学大学院 自然科学研究科

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特色ある教育プログラム

太陽熱と水から生み出される次世代〈水素〉エネルギー

■研究テーマ
高温太陽集熱による水熱分解ソーラー水素製造利用システムの開発・研究

太陽熱からクリーンな〈水素〉をつくる

太陽光を反射鏡(ヘリオスタット)で集め、1,400℃の高温状態にし、この高温の太陽光で水(水蒸気)を分解してクリーンな水素エネルギーを製造します。
このような新しい技術開発が世界で行われています。高効率・低コストで太陽光を水素へ転換できる新しい技術として欧米諸国で注目されており、太陽日射の良い地域、サンベルト(下図)を持つ各国から、その利用が期待されています。新潟大学の研究はこの技術のパイオニアです。

太陽エネルギーの大量貯蔵・輸送を可能にする
次世代ソーラー水素エネルギーシステム

この研究は、世界の日射量の多いサンベルト地域において太陽の動きに伴って移動する多数の鏡「ヘリオスタット」を配置し、太陽光を効率よく集めて、1,400℃の高温の熱エネルギーに変え、それを用いて水を熱分解することにより低コストで水素を製造するものです。

児玉竜也教授による研究プロジェクトの解説

児玉竜也 KODAMA Tatsuya
自然科学系材料生産システム系列
工学部 化学システム工学科 物質科学 教授