博士前期(修士)課程ディプロマ・ポリシー
数理物質科学専攻|材料生産システム専攻|電気情報工学専攻
生命・食料科学専攻|環境科学専攻
自然科学研究科では,高度な専門性の高い研究能力のみではなく,幅広い視野と創造性豊かな人材を涵養し,学術・文化,科学・技術の進展に柔軟に対応した各分野の課題を積極的に解決できる以下の能力を修得することを修了認定の基準とします。
数理物質科学専攻
物質の性質や自然の仕組み,数理現象の基礎を理解し,かつ各種実験技術や理論計算技術,数理解析的手法を習得し,社会で活躍できる優れた人材であり,研究の最前線の体験により得られた見識と独創性を活かせる研究能力を有すること。
材料生産システム専攻
地球環境保全,資源循環,健康保持増進などの人類の継続的発展に資する新素材・機能材料の設計,開発、製品設計・生産プロセスの最適化,機器の高度化・高機能化などに関する基礎的な専門知識と柔軟で幅広い応用力を有し,かつ豊かな人間性と高いコミュニケーション能力を備え,社会の継続的発展に貢献できる能力を有すること。
電気情報工学専攻
電気情報工学に関わる分野において,深い専門的知識と高度の応用力をもち,幅広い視野と豊かな人間性・倫理性,コミュニケーション能力を備え,安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる能力を有すること。
生命・食料科学専攻
ゲノムからポストゲノムへと展開する現代の生命科学の潮流とグローバリゼーションの下での中長期的な食料資源の逼迫化をふまえ,生命現象の根源的理解,新技術の開発,地域の農業・食料及び関連産業や環境並びに社会経済の改善に先駆的かつ多面的に対応する能力を有すること。
環境科学専攻
幅広い領域を対象としてその環境と構造を探求し,グローバルな視野で地圏・水圏・生物圏と人間社会との相互関係を理解し,研究の最前線の体験を通して自然環境から都市・農山村環境を創り出せる独創性に富む能力を有すること。