生命・食料科学専攻 酒葉 快斗 さん

私は高校生の時から食品企業の研究職に興味がありました。そこで、今回のインターンシップは食品企業の研究所で、研究業務を体験させていただきました。大学での研究とは違い、企業での研究は特別な緊張感がありました。食品企業の研究職を実際に5日間体験できる機会はそうそうないと思います。この経験を大学院での勉強や研究、そして人生に活かしていきたいです。食品だけでなく、企業の研究職に少しでも興味がある人はぜひ参加してほしいです。

越後製菓株式会社 総合研究所 (新潟県小千谷市)

1週間という短い期間の中で、食品の成分分析をメインに体験いただきました。分析自体は地味な作業かもしれませんが、新しい研究成果や商品開発につながる大切な過程です。また、弊社製品の製造工場(米菓、米飯)もご覧いただきました。食品製造にかかわる実務を経験したうえでの工場見学は、一味違ったものになったかと思います。今回触れられたことは業務のほんの一部にすぎませんが、今後の進路形成の一助となれば幸いです。

生命・食料科学専攻 竹下 嘉音 さん

メーカーの生産技術職に興味があり、株式会社ADEKA様のインターンシップに5日間参加しました。生産技術職は、工場の現場と研究開発をつなぐ重要な役割を担っており、実際に工場と研究室を行き来しながらその仕事を体験しました。特に、生産技術職の方々が現場を冷静に分析し、さまざまな立場の人々とコミュニケーションをとりながら判断を下す姿に感銘を受けました。この経験を通じて、実際に働く様子を具体的にイメージでき、就職活動の大きな指針となりました。

株式会社ADEKA 千葉工場 (千葉県袖ケ浦市)

本インターンシップでは、「生産技術職を実感しよう」というコンセプトで生産技術職という職種の理解を深めていただくプログラムを用意しました。プログラムでは工場のスケールの大きさや安全意識の高さを感じていただき、製造を見据えた実験をしていただきました。研修生は積極的に取り組み、インターンシップでの経験を吸収しようとする姿勢や意欲が感じられました。今回のインターンシップが今後のキャリア形成の一助となれば幸いです。

材料生産システム専攻 近江 孔哉 さん

私は医療機器の開発に興味があったため、ミズホ株式会社様でのインターンシップに参加させていただきました。本インターンシップでは、現在実際に開発中の整形外科用インプラントの開発に関わらせていただき、貴重な体験をすることができました。自らが学んだことを業務で活かせることを学んだとともに、今後の課題点を見つけることができました。このような機会を与えて下さったミズホ株式会社様、ならびに永井先生をはじめとした教育研究高度化センターの皆様に心より感謝申しあげます。

ミズホ株式会社 五泉工場 (新潟県五泉市)

研修生には弊社の設計開発フローに沿って、製品の3Dモデル構築、設計検証のための圧縮疲労試験、実試験を模擬した有限要素解析、試験結果報告資料の作成を体験していただきました。医療機器は一般的な機械製品と異なり、製品化の際には厳しい審査基準が設けられています。本研修を通してその緊張感を感じ取ることができたかと思います。弊社での研修が今後の研究や就職活動の一助となることを願っております。

材料生産システム専攻 松木 礼 さん

私は、自分の研究と関連性のある水澤化学工業株式会社に5日間行ってきました。吸着剤であるゼオライトの合成・分析を行い最終日に成果発表をしました。様々な装置に触れさせていただいたり、工場の中を案内してもらったりと非常に価値のある5日間でした。社員の方々の働き方も座談会で教えていただき将来のキャリアもイメージしやすくなりました。これからの研究活動においても活かせる貴重な内容だったと感じています。

水澤化学工業株式会社 (新潟県胎内市)

弊社で取り扱う製品のうち、研究テーマに近いゼオライトと呼ばれる無機材料に関して、製造、分析、お客様の使用をイメージした性能試験、およびそれらのデータまとめ、報告(社内)といったメーカーとしての業務を体験頂きました。工場見学や社員との座談会においても積極的に質問していただき、真剣な姿勢で臨んで頂けました。1週間という短期間でしたが、企業研究者として働くイメージを掴んで頂けていれば幸いです。