2010年2月23日、24日にミルクプロジェクトでニチラク機械株式会社より2名の講師を招き、ナチュラルチーズ試作用機器と村松ステーションの牛乳を用いて、ナチュラルチーズの試作実習を行いました。
・第一日目作業工程
牛乳の殺菌→冷却→ろ過→スターター添加→レンネット添加→静置→切断→攪拌→ホエー排除→
(ホエーの試飲・試食)→加温→攪拌→バット内圧搾→ホエー排除→型詰め→予備圧搾→反転→
本圧搾→冷却
・第二日目の作業工程
@ゴーダチーズ
整粧→加塩→乾燥熟成
実習後、1ヶ月間、家庭用冷蔵庫で乾燥させ、その後真空パックし、3ヶ月熟成すると完成
A割けるチーズ
カードの切断→反転→静置→冷却→延伸→成形→冷却→加塩→(包装・貯蔵)
※今回は加塩の後、貯蔵せず全て試食した。
村松ステーションの牛乳がチーズになるまでの各段階で質感と味を実際に確かめられ、乳利用の奥深さを感じる事ができました。また講師の方には、機械の説明、牛乳の取り扱い、添加剤、pHの調整、チーズの特性まで懇切丁寧にご指導、説明をしていただきました。
今後、村松の牛乳での乳製品の開発に大いに参考になる実習となりました。
>> 二チラク機械株式会社HP