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「2012 Niigata Graduate Research Forum」を開催しました。

2012.01.08

「2012 Niigata Graduate Research Forum」を下記の日程・内容にて開催致しました。

日 時

教育シンポジウム:平成24年1月7日(土) 13時00分~17時30分
研究フォーラム:平成24年1月8日(日) 9時00分~17時30分

会 場

朱鷺メッセ
1月7日(土):マリンホール
1月8日(日):中・小会議室

内 容

■1月7日(土)
教育シンポジウム
「自然科学・工学・能楽分野の国際共同研究の拡大と,大学院教育の国際化をめぐって」

William K,Cummings博士(米国・ジョージワシントン大学教授,元北米比較国際教育学会会長)

「眠れる巨人・跳びかかる虎~環太平地域の学術成果生産性の動向に着目して」
【講師紹介】
比較・国際教育の世界的な権威。世界の中から特に環太平洋地域に焦点をあてて,学問の生産性,大学教授職の特質,科学技術政策や高等教育政策の動向等についてご報告いただき,日本やアジア各国の高等 教育機関の進むべき方向性に指針頂く。

渡辺 喜宏氏(日本・国際通貨研究所専務理事,APECビジネス諮問委員会日本委員)

「APECロシア開催年,高等教育,雇用,科学技術政策への地域経済統合進展のインパクト」
【講師紹介】
APECビジネス委員会日本代表を勤められる等,経済や外交の世界での豊富な経験を通じた深い洞察をお持ちで ある。今,話題になっているTPPの議論等は,大学にとって無縁のものではなく,地域経済の統合という世界の動 きは,人材と知財,就職と雇用,知識とスキルの生産と伝達の分野で,加速的に国際競争と協力という力を働きか ける。それらを基に,この時流の中で大学には何が期待され,大学教員がどのように振る舞い,そして学生を教育 していくべきなのか考える下敷きを提供していただく。

Nathalie Mather-L'Huillier博士(エディンバラ大学,大学院入試研究交流開発担当官)

「エディンバラ大学ジョイント博士学位課程プログラム:教育体験と国際共同研究の深化」
【講師紹介】
英国・エディンバラ大学で大学院入試・学生リクルート,および国際共同研究開発担当官を歴任。スコットランドは, イングランドとは異なり,ヨーロッパの中でも,国際共同研究や,海外の大学とのジョイント(あるいはダブル)学位 プログラムに非常に積極的な地域である。彼女のプロフェッショナル経験から国際共同学位プログラムや国際共 同研究プログラムの促進によって,エディンバラ大学にどのようなインパクトがあったのか,そして,今までの試練 や,現在の課題についてお尋ねする。

Laura D,Hahn博士(米国・イリノイ大学アーバナ・シャンぺーン校・集中英語学校校長)

「科学技術・工学部分野の学術世界共通語としての英語:考察,課題,そして機会」
【講師紹介】
グローバリゼ ションが高等教育機関や,特に科学,技術,工学,医学分野の教員・研究者,そして学生にもたらす,学術共通語としての英語習得の課題や,それを克服していく知恵や機会について語っていただく。

岡田 昌治教授(日本・九州大学国際法務室副室長,ニューヨーク州弁護士,MBA)

「大学におけるグローバリゼーション-壁を越えて」
【講師紹介】
日本の大学は,ミッションの一つとして,「研究と教育の活動を通して,それらが公の利益に貢献するという事」を掲 げているが,一方で,近年高等教育の国際化や産官学の連携が進むにつれて,知財の問題だけでなく,大学教 員・研究者や学生の権利を守り,同時に彼らにも法令順守を求めなければいけない状況にある。こうした状況と大 学のミッションの狭間の中で,どのように葛藤を克服し調和させていくべきなのか考える機会としたい。

■1月8日(日)
研究フォーラム (午前中は参加大学の紹介,午後は研究発表交流)

参加大学

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(米),ダルムシュタット工科大学(独),清華大学(中),中国農業大学(中), ハルビン工業大学(中),大連理工大学(中),漢陽大学(韓),仁荷大学(韓),釜慶国立大学(韓),国立成功大学 (台),国立中央大学(台),チュラロンコン大学(タイ),チェンマイ大学(タイ)