
新潟は、おいしいお米でご存じのとおり、日本有数の食料生産地帯で米菓やお酒など、多数の食品関連企業を擁し食品産業が発達しています。
本大学院において、この地の利を生かし「食の問題を視野に入れて持続的な農業生産技術を確立・普及できる農のスペシャリスト」(食がわかる「農のスペシャリスト」)と、「農の現場を理解し、食品の高度な研究開発能力を備えた食のスペシャリスト」(農がわかる「食のスペシャリスト」)養成プログラムを実施しています。これは現代の食の問題に広く対応可能な専門職業人を輩出することを目的とし、これまで別々の領域であった農と食の分野を一連の流れとして捉え、農と食の問題を総合的に理解し対応出来る人材を、実践的教育に基づき養成するものです。
プログラムの中心に、新潟らしい食品を対象に、たくさんの過程からなる食づくり作業を一貫したものとして体験する「新潟食づくりプロジェクト」を置き、学外の企業等の協力を得て実施します。博士前期課程では「実践型食づくりプロジェクト」を体験し、博士後期課程では「企画提案型食づくりプロジェクト」に加え、「経営戦略・マーケティング」等により、さらに課題をより深く追求します。このように、本プログラムを履修する大学院生たちには生命科学に裏打ちされた高度な専門分野の教育に加えて、実践の中で農と食のスペシャリストになるための幅広い教育を受けてもらいます。
生命科学・食料科学の分野で活躍する事を夢見る多くの学生・院生が、「食づくり実践型農と食のスペシャリスト養成プログラム」を履修し、その希望の実現のために活用してくれることを期待しています。

本研究科は、数学、生物、物理、化学、機械、電気電子・情報、建設、さらには農業生産や応用生物化学など理学・工学・農学の幅広い学問分野をカバーし、博士前期課程と博士後期課程からなる区分制大学院です。本研究科では、大学院教育の高度化を目的に昨年度「教育研究高度化センター」を設置し、大学院教育の実質化と充実、そして国際化を進めています。また、昨年度から大学院教育GP「食づくり実践型農と食のスペシャリスト養成プログラム」がスタートしており、さらに、今年度からは新規事業「グローバルサーカスによる大学院高度化教育」事業と科学振興調整費による「イノベーション創出若手人材養成」事業がスタートします。
本研究科の修了生が、研究者や高度専門技術者として、地域・産業界で活躍し、世界の発展に大きく貢献することを期待しています。
農と食のスペシャリスト養成センター 大学院GP事務局
■電話: 025-262-6843
