令和3年度
大型機器分析技術
粉末X線回折装置
〈オンライン講義バージョン〉
- 講義日曜限
9月2日(木) 2限~4限
- 講義概要
- Zoomミーティングで行う。
- ZoomミーティングのIDとパスコード,ウェブページのユーザー名とパスワードは学務情報システムから通知する。
- 「名前」は在籍番号とする。
半角英数字に限る。
スペースやハイフンを含まないこと。
不正な名前は出席にならないことがある。
名前の変更は,一度退出してから参加し直す。
- 音声はミュート,ビデオはオフにする。
- 質問がある場合は,リアクションから「手を挙げる」で意志表示すればよい。指名されたらミュートを解除して発言する。
- 大学院生らしく,未知の領域にも積極的に取り組むこと。
- 社会に出て困ることのないように,機会あるごとに自分を鍛えよう。
- この講義では,実際に粉末X線回折装置を扱うことを前提に,装置の構造と動作原理を解説する。
- 機器は訓練すれば誰でも操作できるようになるが,各自の試料ごとに適切な条件設定や操作が異なる。
- 誤った理解は事故,健康被害,装置の故障などを誘発することがある。
- 受講の要件
- 高校化学程度の結晶学の素養が必要。
- 原子の電子軌道と電子配置に関する理解が必要。
- 講義資料
- 結晶学の基礎
- 粉末X線回折の基礎
- 分析操作
- 定性分析
- 定量分析
〈注意〉
この講義で使う用語 pdf には2種類の意味がある。次のように書き分ける。
粉末X線回折データ Powder Diffraction File は大文字で「PDF データ」と表記する。
Adobe 社が提案したファイル形式 Portable Document Format は小文字で「pdf ドキュメント」と表記する。
- 小テスト
- 学務情報システム-小テストから該当する時限ごとに解答する。
- 各10点満点。
- 時限ごとの解答期限で決めてある係数を掛けて,整数に丸める。
- クイズ
- Zoomの投票機能を利用する。
- 問題文と選択肢を画面に表示し,読み上げる。
- 合図をしたら,60秒以内に投票する。やり直しはできない。
- 投票後,直ちに集計結果を表示して解説する。
- 各問1点。全5問程度。
- 出席調査
小テストとクイズの合計点が5点以上の場合にその時限を出席とみなす
- レポート
- 申請
- 課題の提出を希望する者は,下記要領で申請すること。
- 申請方法:学務情報システム-授業アンケートから申請する。
- 申請期間:9月3日(金) 16:00 ~ 9月6日(月) 12:00
- 申請者にはPDFデータ番号(Powder Diffraction File)をアンケートへの回答で9月7日(火)までに通知する。
-
- 課題
-
- 指定されたPDFデータを写真撮影せよ。冊子体は附属図書館2F奥にある。
- スペース1~8に記載されているすべての情報を箇条書きし,簡単に説明せよ。
- 英語および略字は日本語に訳すこと。人名と参考文献の雑誌名は訳さなくてよい。
- 空欄は無視してよい。
- PDFデータの記載事項は,各冊子の「Explanation of the Data Format」にて確認すること。
- この物質の定性分析を行う。スペース9に記載されている情報に基づいて,適切な測定条件(回折角2θの範囲,ステップ幅,保持時間)を設定せよ。また,そう判断する根拠を述べよ。
- X線源としてCuKαを使用するものとする。
- 範囲の下限,上限共に 5°の倍数であること。
- 測定時間は 30 min 以内であること。
- 各回折線は,ベースラインにおいて ±1° の幅を持つものとする(下図参照)。
解答
- 用紙:A4判用紙縦
- 表紙不要
- 用紙上部から科目名,装置名,専攻,コース,在籍番号,氏名
- PDFデータ画像
- 続けて本文を書く
- Microsoft Word等ワープロ使用可
pdfドキュメント化
- pdfファイルの作成方法 参照
- 複数ページになる場合,一つのpdfファイルにまとめること。
- pdf以外のファイル形式は評価対象外。
提出
- 学務情報システム-レポートから提出。
- 提出期限:9月14日(火)12:00
- メールによる提出は受け付けない
評価
- 70点満点。
- 次の係数を掛けて,整数に丸める。
- 係数は提出日時で決める。
提出期限内 ×1
提出期限翌日12:00 ×0.5
上記を超過 ×0
令和3年度 大型機器分析技術