令和4年度 薬品安全管理技術
公式な開講案内・聴講申請は7月上旬の予定
日程
8月29日(月) 13:00~9月9日(金) 17:00
対象学部等
大学院自然科学研究科
その他の研究科
聴講指定等
化学実験を行う者
薬品の安全管理に関心がある者
科目の概要
化学物質の危険性や有害性について事故事例に基づいて解説する
化学物質の使用・保管・廃棄を確実におこなう上で必要な事項について説明する
科目のねらい
化学物質を扱う上で必要不可欠な環境保全や安全衛生に関する基本的な考え方や法体系,実務等について知る
「人にも環境にも害を与えない化学物質の取扱い」の基礎を身につける
学習の到達目標
環境保全や安全衛生に対する適正な思考力を身につける
環境保全や安全衛生に関する法体系の概要と実務を理解できる
化学物質取扱の当事者および将来的な指導者として必要な配慮について自ら考えられる
登録のための条件(注意)
聴講申請期間 7月25日(月)~8月8日(月)12:00
期限後の追加登録は認めない
単位は認定されなくても勉強したいという意欲のある者が聴講するのはかまわない
授業実施形態について
実施形式:講義
言語:日本語のみ
学習方法:YouTubeによるオンデマンド授業(期間内に自由に視聴)
URL,パスワードなどの詳細は,履修が許可された者に学務情報システムから通知する(講義開始日前日までに通知する)
成績評価の方法と基準
第1部,第2部とも
授業の内容ごとに Googleフォームでそれぞれ小テストを行う
解答期限:9月9日(金) 17:00
成績評価
成績は第1部60%,第2部40%の割合で評価する
成績登録は10月上旬の予定(9月修了者の判定には間に合わない)
使用テキスト
なし
参考文献
参考となる書籍は講義中に紹介する
キーワード
環境保全 公害防止 廃棄物処理 安全衛生 安全配慮義務 CSR リスクアセスメント 事故事例 法規制 資格・制度 薬品管理
内容
第1部
担当教員:川上貴教教授(北海道大学)
講義 [1]~[8] を順に受講
化学物質管理に関する基本的な考え方
公害問題は終わっていない
排水管理にご用心
火災や爆発に備えて
世間を騒がす毒劇物
職業病を防ぐために(基礎編)
職業病を防ぐために(実践編)
大学における化学物質管理の展望
第2部
担当教員:上松和義特任准教授(新潟大学)
講義 [1]~[5] を順に受講
化学物質に関する法律
コントロールバンデング
リスク評価における数理モデル
化学物質による爆発火災
化学物質による事故例と対策
授業時間外の学修
準備学習は課さない
書籍等に体系化されていない情報が中心なので,まずは授業をよく聴くこと
授業の内容が机上の知識に留まらないように,各人が現場で化学物質を取り扱う上での実務に役立てることを心がけること
令和4年度 薬品安全管理技術