技術文献リサーチ 令和3年度版
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- 論文輪講
- 毎週木曜日4限。定常的な曜限に実施できない場合は,できるだけその週の別の曜限に実施する。
- 対象 B4。
- 英語で書かれた論文や書籍を読み,直訳する。
- 英文和訳に慣れること,専門用語を習得すること,技術英文に特有の表現を習得すること,および学術論文を速読できるようになることを目的とする。
- 英語に対する恐怖心を払拭する。時間を掛けさえすれば,何とかなるという自信を持つ。
- 担当分はその場で決める。単語は原則として事前に調べておかなければならない。分からない単語があるときには,その場で尋ねること。
- とっさに訳す経験が重要である。事前に全文を訳して来てはいけない。担当順を見越して,時間中に調べないこと。
- 3秒以上継続して沈黙しないこと。訳そうと努力する姿勢を見せることが大切。この訓練により,速読する力が身に付く。
- 数式の読み方をマスターしておくこと。
- テキスト
pp. 177-192
- タイトル読み会
- 簡易雑誌会
- 趣旨 Introduction の説明を通して,その研究の背景,意義,独創性などを解説する。
論文決定
- 指定された論文から最も興味深い1件を選択する。
- 論文のpdfファイルを共通フォルダの@tmpフォルダに保存する。ファイル名を "氏名-通し番号.pdf" とする。通し番号は各自の文献リストの通し番号。(例:kimura-1.pdf)
個別雑誌会
- 下記3点が準備できたら,実施日時を予約する。予約時にプレゼン資料を提出し,点検を受ける。カラーページが必要な場合は教員に印刷を依頼する。
- 聴講者が十分に理解できるように準備すること。
- レジメ
雑誌名,年;巻(号):始ページ-終ページ
題目和訳
選定理由
Abstract の全訳。原文の意味を損なうことなく,正しい日本語となるように意訳すること。
Introduction の全訳。意訳すること。
本文中の文献番号を適宜表示すること。(文献の識別に番号が使われていない雑誌の場合は論文中の表記に従う)
補足情報を適宜加えてよい。
- 投影資料
説明する事項をパワーポイントファイルにまとめる。
本文中の文献番号を適宜表示すること。(文献の識別に番号が使われていない雑誌の場合は論文中の表記に従う)
補足情報を適宜加えてよい。
人名は訳さなくてよい。
- 配付資料
投影資料を 6スライド/ページ,両面で印刷する。
レジメと一緒に綴じないこと。
- 教員と個別に討論する。
- 選定理由を説明する。
- Abstract の訳文を読み上げる。
- Introduction の訳文を読み上げる。
- Introduction を段落ごとに,用意した投影資料を使用して改めて説明する。説明時間は30~45分を念頭に準備する。
- 自分がその研究をしたつもりで説明すること。「~と書かれている」「著者は~と言っている」などは言わないこと。
- 指摘された修正点を反映して資料を作り直す。点検受けた後,実施日時を予約する。
ゼミ本番
- タイトル読み会に続いて実施する。
- 論文(全ページ),レジメ,配付資料を配布する。
- 選定理由と要点を説明する。
- 論文の Abstract の訳文を読み上げる。
- Introduction の内容を投影資料を利用して説明する。
- 聴講者は疑問点を質問あるいは助言を行うこと。質問しない場合は欠席として扱う。
- 学外活動報告会
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