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Excelによる散布図の作成

 
バージョン Excel97(エクセルなんて本当は使いたくないのだが。)
  1. データの準備
    1. 1行目はタイトル行とする。
    2. データは2行目から入力する。
    3. ダミーのデータ列を入力する。

     
  2. 散布図作成
    1. データ領域をタイトル行も含めて選択する。
    2. グラフウィザード起動。(を押す)
      • グラフの種類(1/4)
        ┣グラフの種類(C) 散布図
        ┗形式(T) 散布図 →[次へ>]
         
      • グラフの元データ(2/4)
        ┣データ範囲
        ┃┣データ範囲(D) 先に選択してあれば変更しなくてよい。
        ┃┗系列 列(L)
        ┗系列(S) Xの値(X),Yの値(Y)をを押してから選択。多くの場合デフォルトでよい。 →[次へ>]
         
      • グラフオプション(3/4)
        ┣タイトルとラベル
        ┃┣グラフタイトル(T) 空欄
        ┃┣X/数値軸(A) 適当に入力
        ┃┗Y/数値軸(V) 適当に入力
        主軸
        ┣X/数値軸(A) チェック
        ┗Y/数値軸(V) チェック
        ┣目盛線 すべてオフ(必要に応じてチェック)
        ┣凡例
        ┃┗凡例を表示する(S) オフ(必要に応じてチェック)
        データラベル なし(O) →[次へ>]
         
      • グラフの作成場所(4/4)
        ┗オブジェクト(O) →[完了]

     
  3. 各種調整
    1. グラフエリアをクリックしてグラフツールバーを表示。
    2. リストボックスのグラフオブジェクトを選択し,書式設定ボタンを押す。
      • グラフエリアの書式設定
        ┣パターン
        ┃┣輪郭 なし(N)
        ┃┗領域 白(場合によっては「塗りつぶしなし」)
        ┣フォント
        ┃┣フォント名(F) 'MS Pゴシック'(日本語を使うとき),'Arial'(英字のみのとき)
        ┃┣スタイル(O) 標準
        ┃┣サイズ(S) 14 pt(プレゼンテーション用),12 pt程度(印刷物用)
        ┃┗自動サイズ調整(T) オフ
        ┗プロパティ
         ┣オブジェクトの位置関係 セルに合わせて移動やサイズ変更をしない(D)
         ┣オブジェクトを印刷する(P) チェック
         ┗ロック(L) チェック
         
      • プロットエリアの書式設定
        ┣輪郭
        ┃┣スタイル(S) 実線
        ┃┣色(C) 黒
        ┃┗太さ(W) 2番目
        ┗領域
         ┗色(O) 白
         
      • X/数値軸の書式設定
        ┣パターン
        ┃┣軸
        ┃┃┣スタイル(S) 実線
        ┃┃┣色(C) 黒
        ┃┃┗太さ(W) 2番目
        ┃┃
        ┃┣目盛の種類(M) 内向き
        ┃┃
        ┃┣補助目盛の種類(R) なし
        ┃┃
        ┃┗目盛ラベル(T) 軸の下/左
        ┣目盛
        ┃┣最小値(N) 任意
        ┃┣最大値(X) 目盛の数が2~4程度になるように調整。
        ┃┣目盛間隔(A) 目盛の数が2~4程度になるように調整。
        ┃┣Y/数値軸との交点(C) 任意
        ┃┣対数目盛を表示する(M) 必要に応じてチェック
        ┃┣軸を反転する(R) オフ
        ┃┗最大値でY/数値軸と交差する(M) オフ
        フォント デフォルト
        表示形式 デフォルト
        配置 デフォルト
         
      • X/数値軸ラベル(部分的な書式設定)
        ラベルをクリックして入力モードに移行-範囲を選択-書式設定
         上付き,下付き,フォント指定などが可能
         
      • Y/数値軸の書式設定 X/数値軸と同じ
         
      • Y/数値軸ラベルの書式設定 X/数値軸ラベルと同じ
         
      • データ系列の書式設定
        ┣パターン
        ┃┣線
        ┃┃┣スタイル(S) なし(折れ線グラフの場合は実線)
        ┃┃┣色(C) (折れ線グラフの場合)任意
        ┃┃┗太さ(W) (折れ線グラフの場合)3番目
        ┃┃
        ┃┗マーカー
        ┃ ┣スタイル(L) 任意(×は避ける)
        ┃ ┣前景(F) 白
        ┃ ┣背景(B) 任意(自動のままとしない)
        ┃ ┣サイズ(Z) 12 pt程度(文字よりやや小さくする。個数が多い場合は小さめにする)
        ┃ ┗影付き(D) オフ
        軸 主軸(下/左側(P))
        X誤差範囲 なし
        Y誤差範囲 なし
        データラベル なし(N)
        ┣系列の順序 必要に応じて変更
        ┗オプション 特定の要素だけ別指定する場合チェック
         
    3. 第2軸の書式設定
      1. ダミーデータ系列を選択し,書式設定
        ┣パターン
        ┃┣線
        ┃┃┗スタイル(S) なし
        ┃┃
        ┃┗マーカー
        ┃ ┗スタイル(L) なし
        ┣軸 第2軸(上/右側(S))
        X誤差範囲 なし
        Y誤差範囲 なし
        データラベル なし(N)
        系列の順序 デフォルト
        オプション デフォルト
         
      2. Y/第2数値軸の書式設定
        ┣パターン
        ┃┣軸
        ┃┃┣スタイル(S) 実線
        ┃┃┣色(C) 黒
        ┃┃┗太さ(W) 2番目
        ┃┃
        ┃┣目盛の種類(M) 内向き
        ┃┃
        ┃┣補助目盛の種類(R) なし
        ┃┃
        ┃┗目盛ラベル(T) なし
        ┣目盛 Y/数値軸と同じ
        ┃┗最大値でX/数値軸と交差する(M) チェック
        フォント デフォルト
        表示形式 デフォルト
        配置 デフォルト
         
      3. グラフエリアを右クリック-グラフオプション(O)
        ┣軸
        ┃┗第2軸(上/右側) X/数値軸(U) チェック
        ┗ラベルとタイトル 別の軸ラベルを設定したいときはここで入力
      4. グラフツールバー-X/第2数値軸の書式設定
        ┣パターン
        ┃┣軸
        ┃┃┣スタイル(S) 実線
        ┃┃┣色(C) 黒
        ┃┃┗太さ(W) 2番目
        ┃┃
        ┃┣目盛の種類(M) 内向き
        ┃┃
        ┃┣補助目盛の種類(R) なし
        ┃┃
        ┃┗目盛ラベル(T) なし
        ┣目盛 X/数値軸と同じ
        ┃┗最大値でY/数値軸と交差する(M) チェック
        フォント デフォルト
        表示形式 デフォルト
        配置 デフォルト
         
    4. 近似曲線
      1. 近似したい系列を右クリック-近似曲線の追加(R) 各種設定
      2. 近似曲線の書式設定
        ┣パターン
        ┃┗線
        ┃ ┣スタイル(S) 実線(必要に応じて変更)
        ┃ ┣色(C) 要素と同じ
        ┃ ┗太さ(W) 3番目
        ┣種類 変更可能
        ┗オプション 変更可能
         
    5. 任意の曲線
      1. オートシェイプ-直線-始点でクリック-終点までドラッグ
      2. グラフツールバー-直線の書式設定
        ┣色と線
        ┃┣色(O) 要素と同じ
        ┃┣スタイル(S) 実線(必要に応じて変更)
        ┃┗太さ(W) 2 pt
        サイズ デフォルト
        保護
        ┗ロック(L) チェック
        ┗プロパティ
         ┣グラフに合わせてサイズを変更する(S)
         ┗オブジェクトを印刷する(P) チェック
         
      3. 直線を右クリック-頂点の編集(E)-線分を曲げる(C) 任意の場所をドラッグして変形
      4. 頂点を右クリック-頂点を中心にスムージングする(S) ハンドルをドラッグして接線を編集

      注意:PowerPointに移植したとき,グラフとフリーフォームがずれることがある。この場合,Excel上ではグラフのみを作成し,PowerPoint上で曲線を描く。
       
    6. グラフエリアをクリックし,右ハンドルをドラッグしてグラフの形状を整える。基本的にプロットエリアが正方形になるようにする。

 
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